コンクリート打設当日、朝方は-10℃以下にまで現場は冷え込み、100%寒中コンクリート施工の現場となりました。
風雪により部分的に型枠が冷やされて硬化中のコンクリートが凍害を受けぬように仮設テントを設けること。
施工中の気温や後の養生計画に応じた温度調整用耐寒材、減水材を適宜使用すること。
打設後24時間はテント内に熱源を設置し採暖養生を徹底すること。
福永所長の流儀でコンクリート添加剤の使用は最低限に抑え、採暖養生の徹底により素直にコンクリートの強度を引き出そう。という方針に決まりました。
と言うことで、今晩は採暖用のストーブに給油をしに南幌に向かい、気温を測定して硬化の様子を見守ります。
アンカーボルトの頭は毎度ながらコンクリートのトロが飛んでしまわぬようにテープでしっかり養生しておきます。
水和反応で温かいコンクリート。
身動きが取り難いテントの中でホースを取り回し打ち進めます。
ホースは天井を部分的に開口して引き込みます。
基礎断熱に使ったEPSは厚みが16cmもありますから型枠を兼ねるには充分な強度があります。
ですので、基礎断熱部の型枠は室内側のみです。